🌐
2023.06.29
厄災をただの災害にとどめることなく、私たちの「師匠」にしたいと思う。
私たちが厄災から学ぶことができるのならば、厄災は私たちの「師匠」になる。厄災は単純な「敵」ではなくなる。それはもっと複雑な「何か」なのだ。私たちが目指す「豊穣な社会」の防災とは、厄災の災害化を防ぐことでもある。
哲学ユニットでは「師匠」の媒介役にレベッカ・ソルニット『災害ユートピア』、エミール・デュルケーム『自殺論』、スタニスワフ・レム『ソラリス』、ナオミ・クライン『楽園をめぐる闘い』などを選び、2023年9月の防災KOKUDAI/ぼうさいこくたい2023にも備えながら、月例勉強会を開いている。