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2023.09.07

【途上国ユニット】論文がジャーナルに掲載されました。

都市イノベーション学府博士前期1年生の中根大斗さんと松行美帆子教授の論文「人口減少社会における低未利用地のグリーンイフラへの転換による雨水流出抑制効果とその費用便益分析」が『実践政策学』に掲載されました。

この研究で、2040年時点で横浜市金沢区侍従川流域における空き家の 75 % をグリーンインフラに転換した場合、6.6 % の雨水流出を抑制することが推測されました。

そして 雨水流出抑制効果のみを便益とし、空き家を除去し、グリーンインフラへの転換を試みるというシナリオについての費用便益比は 18.1 % であり、グリーンインフラの他の便益を積み重ねることにより、費用を上回る便益が得られる可能性 を残すものであることが分かりました。

侍従川流域の土地利用分布

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